FOUNDER'S STORY
創業者の想い
私たちがvitomを立ち上げた理由:
食品業界への問題提起
私、林が大学で食品工学・栄養学を専門的に研究してきた中で、
日本の食品業界には看過できない
3つの構造的な課題があると感じてきました。
これらが、忙しい現代人の健康を蝕む根源だと考えています。
食品業界の構造的な課題
科学より話題性:
エビデンスを欠く商品が溢れる市場
私は化学科の人間として、水素水のような科学的根拠に欠ける健康商品が市場に溢れている現状に強い疑問を抱いています。
大手企業でさえ「バズり」を狙った商品開発に注力し、本質的な価値ではなく話題性で勝負する業界体質が蔓延しています。
私たちは、科学的根拠に基づいた「正しい食の選択肢」を提供したかったのです。
非効率なサプライチェーンと
低い利益率
食品業界は原価が高い上に、複雑な中間マージンが発生するため、利益がほとんど残りません。
非効率すぎるサプライチェーンが技術開発への投資余力を奪い、世界に誇る日本の食文化を国内マーケット内に留まらせています。
この構造を変革する必要性を感じていました。
大量廃棄を前提とした
「便利さ」の追求
コンビニなどで手軽に購入できるおにぎりやパンは、1日単位での入れ替えが必要となり、深刻なフードロスの原因となっています。
手軽さという利便性と引き換えに、大量廃棄を前提とする食のシステムは、持続可能性の観点から問題です。
これらの課題を解決し、
「科学的根拠に基づいた本物の栄養」を、
「無駄のないサプライチェーン」を通じて、
「持続可能な形態」で提供する。
この強い決意と、研究で培った知見を融合させ、
「忙しさに負けず、健康を維持できる新しい食のインフラを創る」という理念のもと、
株式会社vitomを立ち上げました。
「正しいことをする」という
揺るぎない理念
vitom(Vital × Tomorrow)の活動の根幹にあるのが
「正しいことをする」という揺るぎない理念です。
それは、目先の利益を追求するのではなく、
厚生労働省の基準に基づいた正確な栄養バランスを提供すること。
素材を厳選し、保存料に頼らずとも、
安全で美味しい状態を長期間保てる技術を開発すること。
そして、お客様の食生活を根本から豊かにし、
未来の健康へと繋がる価値を提供し続けることです。
この理念こそが、vitomがフードテック企業として追求する、
真のイノベーションの出発点です。
日本の食文化から世界へ:
お米とテクノロジーの融合
私たちはなぜ、パンやドリンクではなく
「お米」を主軸とした製品開発にこだわったのか。
それは、お米が日本人にとっての「ソウルフード」であり、圧倒的な安心感と心の満足感をもたらす主食だからです。
vitomは、この「お米」が持つ普遍的な価値と、
最新の栄養設計・長期保存技術を融合させ、
これまでにない完全栄養食「おにもち」を生み出しました。
日本の食を大切にしながら、科学的なアプローチで現代のニーズに応える。
これが、私たちが世界に発信したい日本のフードテックの形です。
今後も、vitomは「おにもち」を通じて、
忙しい現代人の健康をサポートし、食にまつわる不安を解消していきます。
理念から生まれたプロダクトへ:
おにもち誕生の背景
私たちが掲げる「正しいことをする」という理念を実現するためにたどり着いたのが、
日本人の主食である「お米」に最新の技術を融合させるという答えでした。
創業者である林が抱いた食品業界への課題意識と、
その解決のために開発されたのが完全栄養食「おにもち」です。
従来の完全栄養食に欠けていた「満足感」「利便性」「持続可能性」を両立させました。
次のページでは、このおにもちというプロダクトに込めた具体的な想いと、他の完全栄養食にはないユニークな特長をご紹介します。