DEVELOPMENT STORY
当然ながら、健康状態は徐々に悪化していきました。「これはさすがにまずい」と思いながらも、忙しさを理由に解決策を見つけられずにいました。そんなとき、当時話題になり始めていた「完全栄養食」の存在を知ります。効率的に栄養を摂取できるというコンセプトに強く惹かれ、さまざまな商品を試しました。しかし当時市場にあったのは、プロテインバーやパンなど、スナックの延長のようなものが中心でした。栄養は取れても、「食事をした」という満足感がない。私はどうしても、ちゃんと食べたと感じられるものが欲しかったのです。
私のおばあちゃんはお米農家でした。幼い頃から当たり前にお米を食べて育ち、米食は私にとって原点の味でもあります。「お米で、持ち運べて、歩きながらでも食べられて、しかも栄養が取れるものは作れないだろうか。」そう考え、化学の知識を活かしながら自宅にてなんども試行錯誤を重ねました。
保存性、食感、水分設計、栄養設計。何度も失敗しながら、少しずつ形になっていきました。そして生まれたのが、「おにもち」です。忙しい日々の中で、睡眠を削らずに、健康も妥協しない。スナックでも、非常食でもない。主食として成立する、持ち運べる食事を目指して開発したプロダクトです。